アスタキサンチンとは
アスタキサンチンは、カロテノイドの一種で、赤色の色素物質です。一部の藻類や甲殻類、魚類などに含まれています。アスタキサンチンは、高い 抗酸化作用を持ち、活性酸素を消去して細胞や組織を酸化ストレスから守ると考えられています。
アスタキサンチンの抗酸化作用は、ビタミンEやビタミンCなどの他の抗酸化物質よりもはるかに強力です。 コエンザイムQ10の1000倍、ビタミンEの550倍の抗酸化作用があります。
アスタキサンチンは、特に一重項酸素という毒性の強い活性酸素を消去する能力が高く、自らが酸化されることなくエネルギー準位の変動で活性酸素を基底状態に戻すことができます。
アスタキサンチンの効果として、以下のようなものが報告されています。
美肌・美白効果
アスタキサンチンは、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力を保つ成分の合成を促します。また、紫外線や環境汚染などによる肌へのダメージを防ぎ、シミやニキビなどの肌トラブルを予防・改善します。
目や脳の保護効果
アスタキサンチンは、目や脳に多く存在する脂質を酸化から守ります。また、血液脳関門を通過して脳内に入りやすく、神経細胞を活性化させます。
これにより、目の疲れや乾燥、加齢黄斑変性症などの目の病気や、記憶力や集中力の低下、認知症などの脳の機能障害を予防・改善します。
疲労回復・運動能力向上効果
アスタキサンチンは、筋肉や心臓にエネルギーを供給するミトコンドリアで活性酸素を消去し、エネルギー代謝を高めます。
また、筋肉や関節に発生する炎症や痛みを抑えます。これにより、運動時や日常生活での疲労感や倦怠感を軽減し、持久力や筋力などの運動能力を向上させます。
以上がアスタキサンチンの作用機序と効果についてです。ただし、これらは主に動物実験や小規模な臨床試験で得られたデータもあり、人間における有効性や安全性についてはまだ十分に確立されていないことに注意してください。
アスタキサンチンを摂取する場合は、適切な量や期間を守り、医師や栄養士などの専門家に相談することをおすすめします。
まとめ
アスタキサンチンは鮭やいくらからも摂取できますが、一日の必要量を摂ろうとするととても食べきれる量ではありません。
アスタキサンチンの摂取量は1日6~12mg程度が目安とされています。
アスタキサンチンは脂溶性なので、油と一緒に摂ると吸収率が高まるため、サプリメントによる摂取が一つの方法です。
また、1日の摂取目安量は1粒で手軽に摂取できるものもあり、コスパも良好です。アスタキサンチンサプリメントの価格帯は、1,000円前後から販売されているものが多く、1日あたりのコストは10円程度となります。
抗酸化力がかなり高いものになりますので、上手く体に取り入れて、美肌や健康に役立てたいですね!
私も、某社のアスタキサンチンサプリを飲んでいますが、同年代よりも若く見えるようなので、効果は出ているように思います(^^♪
皆さんもご検討してみてはいかがでしょうか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。(^_-)-☆
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